ひと手間でおウチの定番メニューが老舗料理店「なだ万」の味になる!
【先生】なだ万帝国ホテル店 調理長・大嶋高幸さん
伝統と格式のある帝国ホテルに店を構え、創業以来約180年にわたり、
四季折々の日本料理の伝統を守り続けてきた老舗「なだ万」。
そんな由緒ある名店で、多くの食通たちを唸らせてきたのが大嶋調理長。

【昼得ファイルNo.72】
ひと手間でおウチの定番メニューが老舗料理店「なだ万」の味になる!
『とろとろ親子丼』
<材料>(2人前)
鶏もも肉 150g
タマゴ 4個
めんつゆ(3倍濃縮タイプ) 大さじ4
砂糖 大さじ1/2
<作り方>
1、鶏もも肉(150g)を小さめに切って味を染み込ませやすくする!
2、小鍋にめんつゆ(大さじ4)、水(大さじ4)、砂糖(大さじ1/2)を入れて沸騰させる。
3、沸いたら、鶏肉を入れて、弱火で10分煮る。(鶏肉に味をよく入れるのがポイント!)
4、タマゴ(4個)をさっくりと溶く。
◎ここからはフライパンで作る!(親子鍋だと一人前ずつしかできないが、フライパンだと一度に二人前できる)
5、煮込んだ鶏肉をフライパンにうつして強火で沸騰させる。
6、沸騰したらタマゴを一気に入れて、フライパンを動かしながら約20秒半熟程度で丼のご飯にのせて完成!
7、お好みで粉山椒を振るとおいしい。
☆小ワザ5☆
『ブリの照り焼き』
<材料>
(下味)
ブリの切り身 4枚
しょう油 大さじ4と1/2
酒 180ml(大さじ2)
みりん 大さじ4と1/2
砂糖 大さじ1
<作り方>
1、ボールに酒(大さじ9)、しょう油(大さじ3)、みりん(大さじ3)を混ぜ合わせ下味を作る。
2、そこにブリの切り身をいれ、常温で2時間ほど漬け込み、味をよく染み込ませる。
3、漬け込んだ切り身を小麦粉にまぶす。(焼いたとき、脂や旨み、水分が出ないのでパサパサになるのを防げる!)
4、油をひいて熱したフライパンに切り身を入れ、焼く。
(弱火で表裏を1分くらいずつミディアムの焼き加減で焼いていくのが固くしないポイント!)
5、タレ作り。フライパンに酒(大さじ3)、しょう油(大さじ1と1/2)、みりん(大さじ1と1/2)、砂糖(大さじ1)を加えて煮詰める。
(焦がさないように注意!)
6、ここに焼き上がったブリを入れ、全体に絡めたら完成。
『やわらかーいトンカツ』
<材料>
豚ロース肉(厚さ1.5cm~2cm) 4枚
キャベツ 半玉
小麦粉 適量
パン粉 300g
<作り方>
1、豚肉が縮むのを防ぐために脂身の部分に切り込みを入れる。
2、塩・コショウをし、小麦粉をつけた豚肉を衣にくぐらせ、パン粉をつけて揚げる。
(通常170度位の高めの温度で揚げるが、豚肉をやわらかく仕上げるために弱火で100度にし、8分間揚げる!)
3、揚げたトンカツを強火で熱したフライパンに入れて、表裏30秒ずつ焼く。
(衣はサクサク、中まで火が通らないので肉はかたくならない!)
4、焼き上がったら揚げ物受けにのせて、余熱だけで2分間おいたらできあがり!
◎厚めの豚肉が用意できない場合は、あげる時間を短くする!厚さ1センチの場合は、弱火で100度にし、6分間揚げる。
『カブの甘酢漬け』
<材料>
カブ 3個
酢 大さじ4
砂糖 大さじ4
塩 小さじ1
鷹の爪 2本
<作り方>
1、皮をむいたカブ(3個)を適当に切る。
2、水(180ml)に酢(大さじ4)、砂糖(大さじ4)、塩(小さじ1)、鷹の爪(2本)を入れ、沸騰させる。
3、その甘酢をカブの入ったボールの中に入れる。
4、ラップをし、一日常温で漬け込んだら出来上がり!
◎カブ以外にも大根、ニンジン、キュウリ、セロリなどでも美味しく作れます。
『しゃぶしゃぶのタレ』
<材料>
練りゴマ 300g
ポン酢 1/2カップ
みりん 大さじ5と1/3
ラー油 小さじ2
鶏がらスープの素(顆粒状) 大さじ3
おろしニンニク 小さじ2
<作り方>
1、沸騰させたお湯(400ml)に鶏がらスープの素を入れて煮溶かす。
2、そのスープと練りゴマ(300g)をよく混ぜ合わせる。
3、ポン酢(1/2カップ)、みりん(大さじ5と1/3)、おろしニンニク(小さじ2)、ラー油(小さじ2)を加えてよく混ぜ合わせたら出来上がり!
◎余ったら、たれと同量のマヨネーズを加えるとサラダのドレッシングになる!
『即席ラーメンオムレツ』
<材料>
即席麺 1袋
粉末スープ 1袋
タマゴ 3個
ケチャップ 適量
<作り方>
1、即席麺を食べやすいように細かく砕く。
2、購入した即席ラーメンの茹で時間と同じ時間、菜箸でよくほぐしながら茹でていく。
3、ザルで湯を切り、ボールに入れて、粉末スープを加えてよく混ぜ合わせる。
(茹でるときに水の量を180mlで茹でると湯切りせず、そのまま粉末スープを混ぜることができる。
4、さらに、溶きタマゴ(3個)を入れて混ぜ合わせる。
5、フライパンで強火で一気に焼く。(フライパンを小刻みに動かして焼き上げるのがポイント!)
6、皿に盛り付けて、ケチャップをかければ完成!
『肉豆腐』
<材料>
木綿豆腐 1丁
牛しゃぶしゃぶ肉 100g
ネギ 1本
めんつゆ(3倍濃縮タイプ) 大さじ5
砂糖 大さじ1
<作り方>
1、木綿豆腐(1丁)を適当に切る。
2、鍋に豆腐を入れ、水(1と1/8カップ)、めんつゆ(大さじ5)、砂糖(大さじ1)を入れて10分煮る。
3、牛しゃぶしゃぶ肉(100g)を適当な大きさに切る。
4、ネギ(1本)は白い部分を斜め切りにし、青い部分は5センチ位に切る。
5、10分煮たらネギ、肉を入れてさらに10分煮込む。
6、10分煮込んだら一度冷ます。(この冷ましている間に味がぐっと染み込む!)
7、これを再度暖めて器に盛り、お好みで柚子の皮を切ってのせて完成!


























今度は別の状態として、Aさんが1時間で商談を4件まとめ、Bさんが4時間かけて企画書を4点書いたとする。
Aさんが1時間で商談を4件まとめ、Bさんが4時間かけて企画書を4点書いたとする。
ここで、作業を互いに分業したということで、成果を交換したとしよう。説明上、仮に、Aさんが自分の仕事の成果である4件の商談を、Bさんの企画書3点と交換したとしよう。Bさんにしてみると、4件の商談をまとめるのには4時間かかるから、4時間分企画書を書いたとすると4点になるのだが、ここではその内の3点を交換するわけだ。
Aさんの商談4件とBさんの企画書3点の作業を分業ということで交換する。
するとここで少し不思議なことが起こる。Aさんにしてみると、通常なら1時間で企画書を2点書くのに、交換結果では企画書を3点書いたことになるし、Bさんにしてみると通常4時間で4件の商談をまとめたことに加えて、企画書1点の仕事が追加で仕上がっていることになる。Aさんは企画書1点分の成果が上がるし、Bさんも通常の4件の商談に加え企画書1点分の成果が上がることなり、両方が仕事の成果を上げることができた。
Aさんは1時間で3点の企画書を書いたことになり、Bさんは商談4件をまとめたことに加え、上乗せで1点の企画書作成の成果が上がる。
この状況を先のAさんが一人で企画書を書き、Bさんが一人で商談をまとめていた結果と比べていただきたい(下に再掲載)。両方にメリットが出ていることがわかるはずだ。
Aさんが1時間で企画書を2点書き、Bさんが4時間かけて商談を4件まとめた状態。
つまり仕事は、すべてにおいて能力が劣る人でも上手に分業することで、すべての人の生産性を向上させることができる。この背景にある原理が比較優位だ。
Bさんは同一時間の作業量で見るとすべての面でAさんに劣るようだが、分業を前提にしてみると、Bさんは企画書を書く仕事において、Aさんより比較優位にある。仕事は誰でも比較優位にある分野を見つけて分業すればすべての人にメリットが出るようになる。
ではどうやって比較優位を見つけるかというと、その作業をしなかった場合の損失、つまり機会費用で分かる。Aさんの企画書1点は商談2件に相当し、Bさんの企画書1点は商談1件に相当する。つまり、Bさんが企画書を書くほうが商談の点では損失(機会費用)が少ない。
同様に、Aさんの商談1件は企画書1/2点に相当し、Bさんの商談1件は企画書1点に相当する。Aさんが商談をまとめたほうが損失が少ない。そこで、Aさんは商談において比較優位となり、Bさんは企画書書きが比較優位となる。
やらなかった場合の損失が少ないほうに比較優位がある。
ビジネスの場で、同僚に比べてすべての面で劣るような人でも分業をしている限り、比較優位を考慮すれば、必ず会社の生産性に貢献できることが分かる。ということは、分業をうまくやる仕組みとしてのコミュニケーションが全体の生産効率にかかっているともいえる。